航空券の名前(姓と名)が逆だったときにやったこと
航空券の苗字と名前が逆に登録されていたときの確認方法、連絡先、やってはいけないこと。Booking.com(Gotogate)で訂正まで68日かかった記録
Assisted by Claude Opus
Booking.com で買った航空券のeチケット控えを、日本航空の公式サイトからダウンロードして確認すると、姓と名(苗字と名前)が逆に登録されていた。
行き先は米国で、米国行きの便は Secure Flight の対象になる。Secure Flight は、米国運輸保安庁(TSA)が搭乗者の氏名などを事前に照合する仕組みで、名前が一致しないと問題になる。そのため訂正が必要だった。
最終的に追加費用ゼロで訂正できたが、発券から完了まで68日かかった。ざっくりした流れは次のとおり。
- 7/25 購入。翌日、eチケット控えで姓名が逆だと気づき、代理店に訂正を依頼
- 約2ヶ月、チャットで催促を続けたが進まず
- 9/23 両社の経営層にメール。2日後に返信があり、航空会社へ申請された
- 10/2 訂正完了(追加の支払いなし)
この記事の前半は同じ状況の人向けのガイド、後半は詳しい経緯の記録になっている。
要点
- eチケットの
NAME欄はスラッシュの前が姓、後ろが名。TARO/YAMADA MRなら姓が TARO として登録されている - 予約サイトの表示は当てにならない。予約したらすぐ、eチケット控えで確認する
- 米国路線は Secure Flight の照合があるため、姓名逆転は訂正が必要
- 訂正できるのは発券した代理店だけ。航空会社に連絡しても「購入元へ」と返される
- 名義訂正が終わるまで、便変更など券に触る操作はしない
- チャット窓口では状況が動かなかった。期限を破られたら、記録をまとめて経営層宛てにメールするのが効いた
- 長期戦になりやすい。記録を残し、LLM(Claude や ChatGPT などの対話型 AI)と相談しながら一つずつ詰めていくと続けやすい
自分の券が逆か確かめる
まずは、本当に逆になっているかを確かめる。予約サイトの画面ではなく、eチケット控えで見るのがポイント。
eチケット控えの NAME 欄を見る
NAME TARO/YAMADA MR
この形式は業界共通で、スラッシュの前が姓、後ろが名、末尾が敬称。他の読み方はない。正しくは YAMADA/TARO MR になる。

訂正前のeチケット控え(日本航空発行)。名前は差し替え、航空券番号(以下、券番)などは伏せ字にしている
予約サイトの表示は信用しない
Booking.com の予約画面では「Yamada Taro」と正しい順序で表示されていた。画面からは誤りに気づけなかった。

同じ予約の Booking.com 予約詳細。eチケットでは逆なのに、ここでは正しい順に見える(名前は差し替え、生年月日は削除)
航空会社アプリの搭乗者一覧も「Yamada Mr Taro」のような表示で、これだけでは判別できない。表示の並びと、データが実際にどのフィールドに入っているかは別物。
なぜ逆になったのかは、最後まで分からなかった。予約時に自分が姓と名の欄を取り違えた可能性もあるし、代理店側のシステムで入れ替わった可能性もある。代理店からは「姓の欄に名が、名の欄に姓が入っていた」という説明があっただけで、どの段階でそうなったかには触れていない。
どちらが原因でも、画面の表示だけでは気づけない。予約時に姓・名の欄をよく見ること、予約直後にeチケット控えの NAME 欄を確認することが一番の予防になる。
補助的な確認:予約照会
航空会社の予約照会(Manage Booking)で、Last name 欄に本当の姓を入れて予約が出るか試す。出なければ、姓のフィールドに別の値が入っている。
ただし照会システムによっては姓・名どちらでも通るものがあり、これだけでは判定できないことがある。最終的には eチケット控えで判断する。
誰に連絡するか:発券代理店
逆だと分かったら、次は連絡先。訂正の窓口は発券した代理店だけ。eチケットには TICKETING AIRLINE(発券航空会社)と TICKETING PLACE(発券事業所)が書かれている。今回は次のとおりだった。
- TICKETING AIRLINE: JAPAN AIRLINES
- TICKETING PLACE: GULLIVERS ONLINE / ÖSTERSUND SE(Gotogate 側の発券事業所)
Booking.com でフライトを予約すると、発券と以後の手続きは提携先の Gotogate が行う。Gotogate はスウェーデンの Etraveli Group 傘下の旅行代理店で、Etraveli は2019年から Booking.com のフライト予約の提携先になっている(Etraveli Group - Wikipedia)。問い合わせはホテル用の窓口ではなく、フライト専用の窓口から行う。
航空会社に連絡しても直らない
| 相手 | 回答 |
|---|---|
| 日本航空 | 旅行会社で購入した券は購入元の旅行会社へ |
| アラスカ航空 | 当社ではこの予約を一切変更できない。日本航空経由で |
航空券を扱う権限は発券代理店にある。航空会社は承認する側で、自分では手を下せない。
なお日本航空の公式サイトでは、国際線は予約後の名前の修正・変更を受け付けず、払い戻しのうえ買い直しが必要と案内している。今回は代理店経由で特別承認を申請してもらう形で訂正できたが、確実に通る手続きではない。
代理店から「航空会社の waiver(例外承認)を取ってきてほしい」と言われることがある。だが waiver は通常、航空会社が代理店専用の窓口を通じて代理店に出すもので、旅客が直接取りに行けるものではない(実際、日本航空もアラスカ航空も「購入元へ」という回答だった)。代理店側で申請するよう伝えてよい。
名義訂正の仕組み
連絡する前に、訂正が裏側でどう処理されるかを知っておくと、交渉で使える。
- 代理店が発券航空会社に例外承認(waiver:通常は認めない変更を特別に認める許可)を申請する
- 航空会社が waiver code(承認を示す番号)と条件(手数料の有無)を回答する
- 代理店が GDS(航空会社や代理店が予約・発券に使う共通の予約システム)上で氏名を直し、Secure Flight 用の旅客データを更新する
- 航空券を再発行(reissue)する。新しい券番が振られる
- eチケットの Endorsement 欄(制限事項等。券の条件や処理の注記を書く欄)に waiver code などが記載される
- コードシェア(共同運航。1つの便に複数の航空会社が便名を付ける仕組み)相手の航空会社の予約記録にも反映される
券番が変わっていなければ何も処理されていない
発券済みの券の名義訂正は、通常は再発行を伴い、再発行すれば券番が変わる。「処理中です」と言われ続けても、券番が発券時のままなら、少なくとも訂正は完了していない。推測ではなく券面で確かめられる事実なので、交渉の根拠にできる。
運賃差額は発生しない
再発行は even exchange(等価交換)として扱われ、運賃は再計算されない。かかるとすれば手数料だけ。
- 航空会社の手数料:運賃規則で決まる。交渉の余地はない
- 代理店の手数料:代理店の裁量。交渉できる可能性がある
請求が来たら内訳を分けて出させる。今回はどちらの請求も来なかった。再発行後のeチケットでも運賃は同額で、税金欄は PD(支払い済み)の表示になっていた。
券面の NO CHG FEE は名義訂正には関係しない
NO CHG FEE は日程・便変更の違約金が無料という意味だけ。運賃差額は別にかかり、名義訂正の手数料や代理店の手数料も対象外。
やってはいけないこと
訂正を待つ間についやりたくなるが、避けたほうがいいことが3つある。
名義訂正が終わるまで券に触らない
便変更をすると券は再発行されるが、逆の名義のまま再発行される。進行中の申請が旧券番に紐付いていれば、振り出しに戻る。
これは Gotogate の担当者自身も、便を変えても同じ逆の名前で再発行されるので、変更前にサポートチームの連絡を待つ必要がある、と説明していた。
安易にキャンセルしない
払戻不可(NONREF)の運賃は、キャンセルした時点で運賃が戻らない。
米国運輸省(DOT)の「24時間以内なら無料キャンセル」のルールは、旅行代理店など第三者経由の予約には適用されない(DOT: Refunds)。代理店が独自に無料キャンセル期間を設けている場合もあるが、法的な保証ではないので、条件を必ず確認する。
当日のカウンターに賭けない
Reddit などの海外フォーラムで同じような体験談を読み漁った。姓名が逆のまま空港に行き、カウンターで直してもらえた、またはそのまま乗れた、という報告がほとんどだった。搭乗を拒否されたという報告は1件しか見つからなかった。
それでも今回は事前に訂正する道を選んだ。体験談を信じて当日を迎え、乗れなかった場合が一番きついからだ。
- 日本航空は公式サイトで、国際線では姓名逆転を含め航空券とパスポートの名前が異なると搭乗できず、予約後の名前の修正・変更も受け付けないと明記している(JAL 国際線 Q&A)
- アラスカ航空の担当者も「名前は一致していなければならない」と明言した。米国線は Secure Flight の照合がある
- 今回の旅程は伊丹(JAL)→羽田、成田(アラスカ航空)→シアトルで、空港の移動を挟んでいた。チェックインのカウンターも運航会社ごとに別で、最初の空港を通過してから次の空港で止められると引き返せない
- 払戻不可の運賃なので、乗れなければ取り直しになる
フォーラムの体験談は、乗れた人ほど書き込む偏りもある。出発まで時間があるなら、事前に直しておくほうが確実。
交渉で効いたこと
ここからは、実際に代理店とやり取りして分かったこと。
状況を動かしたのは、チャットではなく経営層宛てのメールだった。チャット窓口とは2ヶ月で5人以上の担当者とやり取りしたが、どの担当者にも航空会社へ連絡する権限がなく、「処理中です」以上の進展はなかった。経営層に送ると、2日後に返信が来て、その日のうちに航空会社へ申請したと連絡があった。
ただ、チャットが無駄だったわけではない。「訂正は実現可能」「10〜15日で報告する」といった約束や、説明の食い違いは、すべてチャットとメールの記録から出てきたものだ。経営層宛てのメールに具体的な事実を並べられたのは、その記録があったから。
振り返ると、チャットは「記録を集める場」と割り切るのがよかった。代理店が自分で示した期限が一度過ぎた時点で、経営層へ切り替えてよかったと思う。
文面の書き方
- 事実と推測を分ける:「対応が遅い」ではなく、「券番が発券時から変わっていない。再発行には券番の変更が伴う。したがって処理は行われていない」と書く。反論の余地がない形にする
- 要求は1往復に1つ:複数の要求を投げると、答えやすいものだけ答えて残りは流される
- 日付と番号を聞く:「処理中です」は検証できない。「申請日はいつか」「申請時の参照番号は何か」と聞けば、記録がなければ答えられない。答えが出てこないこと自体が情報になる
- 担当者本人の発言を根拠にする:「定期的にフォローしている」と言われた直後に、最後のフォローが13日前だと判明したことがある。本人の言葉を根拠にすると、話をそらされにくい
- 担当者個人を責めない:チャット担当者には権限がない。「あなたの努力は疑っていない。疑っているのは回答の内容だ」と切り分けたことで、前任者が出さなかった情報を出してもらえた
記録と証拠
- 記録を全部残す:チャットの履歴、メール、自動返信を全部保存した。後で特に効いたのは、未処理のまま案件をクローズした自動返信、「訂正は実現可能」と書かれたチャットの記録、期限付きの約束(「10〜15日で報告する」)、運航会社による「名義の更新は届いていない」という確認
- 電話を断り、メールに限定する:「電話したが繋がらなかった」は、こちらでは検証も反論もできない。実際に、それを連絡済みの扱いにされた。連絡はメールに限ると明言しておく
- 証拠の形式を指定する:一度、「航空会社からの回答」として示された文面が「できるだけ早く名義訂正を申請します」という内容だった。これは申請する側の言葉で、承認・拒否する側の言葉ではない。それ以降は、航空会社の回答をヘッダーとタイムスタンプ付きの原文のまま転送するよう求めた
動かないときは経営層へ
宛先は、Booking.com は苦情対応(Executive Complaints)の責任者2名、Etraveli は顧客体験部門の責任者にした。2社には別々に送った。まとめて送ると互いに押し付け合う余地ができるため。両社の CEO の連絡先も調べてあったが、最初から入れると秘書室で止まって一次窓口に差し戻されやすいと考え、反応がなかった場合の最後の手段として取っておいた。結果的に CEO に送る必要はなく、返信は両社のエスカレーション専門部署から来た。
本文には感情や非難は書かず、予約情報、問題の説明(綴りは一致し順序だけが逆)、いつ何を約束され何が起きなかったかの時系列、航空会社側の確認内容、求める解決策(訂正、それが無理なら全額返金)、連絡方法の指定(メールのみ)を並べた。
LLM と相談しながら進める
こうしたやり取りは長く続く。担当者が毎回変わり、同じ説明を何度も繰り返し、返事を待つだけの週が続く。根気の要る作業で、一人で続けると疲れて詰めが甘くなるか、感情的な文面になる。今回はチャットもメールも、送る前と返事が来た後に毎回 LLM(Claude)と相談しながら進めた。上の交渉のコツの多くは、そのやり取りの中で固まったもの。
役に立ったのは次のような使い方。
- 返事の読み解き:受け取ったメールやチャットを貼り、何が答えられていて何がはぐらかされているかを整理してもらう。「航空会社の回答」とされた文面が申請する側の言葉だと気づいたのもこの過程だった
- 送る文面の下書き:英文を、事実だけを並べて要求を1つに絞った形に整える。怒っているときほど一度通すと冷静な文面になる
- 矛盾の洗い出し:過去の発言と照らし合わせ、日付や説明の食い違いを見つける
- 記録の整理:経緯、約束と結果、相手の発言を1つのメモにまとめ、やり取りのたびに更新する。経営層へのメールはこのメモからほぼそのまま組み立てられた
- 次の一手の相談:催促の間隔、誰に宛てるか、何を要求するかを決める
- エスカレーション先の調査:会社サイトやプレスリリースなどの公開情報から、苦情対応や顧客体験部門の責任者、CEO を洗い出し、メールアドレスの命名規則と現職かどうかを確認する。確度の低いアドレスは To ではなく CC に回した
注意点もある。
- 航空券の規則や法令についての LLM の説明は、公式の情報で裏を取る。今回も DOT の24時間ルールは DOT のページで確認した
- 予約番号や券番などの個人情報をどこまで入力するかは、使うサービスのデータの扱いを確認したうえで判断する
- 最終的に送る文面は自分で読み、自分の言葉として責任を持てるものにする
完了したかの確認方法
訂正完了の連絡が来たら、本当に直ったかを確かめる。書類が直っていても、システムに反映されていなければ意味がない。
新しいeチケット控え
-
NAMEが正しい順序になっている - 航空券番号が変わっている(再発行された証拠)
-
ENDORSEMENTS欄に処理記録が追加されている(例:名前の変更処理を示すとみられるIRRG NME CHNT) - 全区間が残っている
- 座席指定が残っている(今回は再発行で座席が取り直されていた)
- 運賃が変わっていない

訂正後のeチケット控え。冒頭の訂正前と比べると、NAME の順序と発券日が変わり、ENDORSEMENTS の先頭に IRRG NME CHNT が追加されている。券番も新しい番号に変わっている(画像では伏せ字)
航空会社側の予約照会(こちらが本番)
- 発券航空会社の予約照会で、正しい姓で予約が出る
- 運航会社側の予約照会でも、正しい姓で予約が出る
コードシェアの場合、航空会社ごとに別の予約番号(record locator)がある。今回は完了通知に、国際線区間と国内線区間で別々の予約番号が書かれていた。
さらに、再発行でeチケットに書かれた予約番号も変わった。古い番号で照会すると出てこないので、新しいeチケット控えで番号を確認してから照会する。実際にチェックインする会社の側で確認できて初めて完了と言える。
経緯:訂正完了までの68日間
ここまでがガイドで、以下は実際に何が起きたかの詳しい記録。
2026年7月25日、Booking.com 経由で大阪(伊丹)〜シアトル往復の航空券を買った。発券は日本航空、発券事業所はスウェーデンの Gullivers Online(Gotogate 側)。運賃は81,100円、払戻不可。
4区間のうち国際線の2区間がアラスカ航空の運航で、国内線の2区間は日本航空の運航だった。
購入後、Booking.com から予約番号が届いた。翌26日、その予約番号を日本航空の公式サイトに入力してeチケット控えをダウンロードすると、TARO/YAMADA MR と書かれていた。綴りはパスポートと完全に一致し、順序だけが入れ替わっていた。自分の入力ミスか代理店側の問題かは分かっていない。
時系列
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 7/25 | 発券。姓名が逆に登録される |
| 7/26 | 代理店に連絡し、パスポートを送付。受領確認と「まもなく連絡します」との返信 |
| 8/2頃 | 催促したところ、自動返信で「案件は既に終了・完結しています」。訂正が未完了のまま、事前の連絡なくクローズされていた |
| 8/7 | チャットで再度依頼。「専門チームにエスカレーション済み」 |
| 8/10 | チャットの担当者が「訂正は実現可能」と回答。同日、別のメールで「10〜15日で報告する」 |
| 8/10 | 日本航空に確認。システム上も逆のまま。「旅行会社で購入した券は購入元へ」 |
| 8/11 | アラスカ航空に確認。「名義に関する更新は何も届いていない」「当社では一切変更できない」 |
| 8/25 | 約束の期限。連絡なし |
| 8/29 | チャットで確認すると、「申請は7/26、最後のフォローは8/16」との説明。担当者は「これが不公平なのは私も同意します」と書いた。9/3までにメールで回答するとの約束 |
| 8/31 | 「2社の航空会社が関わるため訂正できない。日本航空に直接連絡を」というメール |
| 9/3 | チャットで指摘したところ、「不正確な情報をお伝えしたことをお詫びします」。依頼は有効なままと確認 |
| 9/23 | 20日間連絡なし。Booking.com と Etraveli 双方の経営層宛てにメールを送付 |
| 9/25 | Etraveli の経営層エスカレーション窓口から返信。航空会社への手動の申請は一度も出していなかった、との説明 |
| 9/25 | 同日、Booking.com の Executive Complaint team の担当者が専任で付く |
| 9/25 | 数時間後、パスポートの写しを日本航空に転送して特別承認を申請した、との連絡 |
| 10/2 | 訂正完了。新しい券番で YAMADA/TARO MR として再発行。Booking.com の専任担当者からも完了の連絡 |
所要68日、追加費用ゼロ。
9月25日の回答で分かったこと
Etraveli の説明は次のとおりだった。
- チャット担当者には航空会社へ直接連絡する権限がなく、専門のバックオフィスに回す仕組み
- 業務量が多いため、出発日の近い順に処理している。出発が数ヶ月先だったので後回しになった
- 8月31日に初めて予約を確認し、コードシェア区間を含む予約は名義訂正の対象外と判断した
- 航空会社への手動の申請は一度も出していなかった。参照番号を出せなかったのはそのため
なお「コードシェア区間を含む予約は対象外」という判断は Etraveli 側の説明で、日本航空の公開規定で確かめたものではない。実際、その後の特別承認の申請で訂正は通っている。
8月29日のチャットでは「申請は7月26日、最後のフォローは8月16日」と2つの日付が示されていたが、この説明とは食い違う。9月25日の説明どおりなら、5人の担当者に参照番号を聞いても一度も出てこなかったのは、申請そのものがなかったからということになる。
担当者について
5人以上のチャット担当者とやり取りしたが、個人に落ち度があったとは思っていない。
- 航空会社に連絡する権限がない
- 申請の参照番号にアクセスできない
- ケースノート(社内の対応記録)に書かれている以上のことは答えられない
追及に応じて日付を答え、「不公平だと思う」とまで書いた担当者もいた。その日付は後の説明と食い違ったが、ケースノートに書かれていたことを伝えただけかもしれない。問題は個人ではなく、出発日が遠い案件が何週間も後回しになる運用と、窓口ごとに説明が食い違うほど情報が共有されていなかった点にあったと思う。
検索するときの詐欺サイトに注意
最後に、この件を自分で調べるときの注意。「airline name change fee」などで検索すると、架空のサポート電話番号を載せた詐欺サイトが大量に上位に出る。米国の政府ドメイン(.gov)にアップロードされた PDF まであった。
- 信用してよいのは航空会社の公式ドメインだけ
- メールやチャットでカード番号やセキュリティコードを求められたら詐欺。正規の手数料の支払いは公式サイトの画面で行われる